書店に行くと、「低体温が病気を引き起こす」という内容の本を多く目にします。
ではなぜ低体温がいけないのでしょうか?
体温は免疫力に非常に大きな影響を与えます。
体温が1度下がると、免疫力は30%も低くなります。
免疫力が低下すると、菌やウィルスから体を守れなくなったり、免疫の誤作動によって自分自身の免疫が自分の体組織を破壊して病気をひきおこしたりします。
また低体温は体内を酸化させ、老化スピードを促進させてしまいます。
では健康で病気になりにくい体を手に入れる効果的な方法は、体温を上げることです。
体温が1度下がると免疫力が30%低下するのに対して、体温が1度上昇すると500〜600%高くなるのです。
風邪をひいた時に発熱するのも、体温を上げて免疫力を高めようとする体の防衛反応なのです。
体温を恒常的に上げるもっともよい方法は、「筋肉を鍛える」ことです。
筋肉は最大の熱産生器官です。
男性より女性に冷え症が多いのも、女性の方が筋力が低いからなのです。参考文献 【体温を上げると健康になる 齋藤真嗣 著】
筋肉を鍛えることで、恒常的に体温を上げ病気になりにくい体になることや、基礎代謝を高めて太りにくい体になることにつながるのです。
冷え症はもちろん体質による部分もあるでしょうが、運動を続け筋肉を鍛えることで改善はしていくと思います。
続けることは難しいけど、「継続は力なり」です!