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ロコモティブシンドロームとは

最近よく新聞やニュースで目にするようになった「ロコモ—ティブシンドローム」を

説明します。

 

  「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)とは、骨や関節、筋肉、動きの信号を伝える神経などが衰えて 「立つ」「歩く」といった動作が困難になり、要介護や寝たきりになってしまうこと、または、そのリスクが高 い状態のことです。略して“ロコモ”といいます。
個別の病気だけでなく、全身の状態から要介護の可能性をチェックします。
誰でも加齢とともにリスクが高まるものなので、50才以上の方では その70%の人にその可能性があると言われています。



筋肉は30歳くらいから減りはじめ、70歳代で約3分の2になります。

ところが、大腿部、お尻、お腹、背中の筋肉はとくに減少が著しく、70歳代で

なんと半分になってしまいます。

つまり年に約1%という速度で減っていくことになります。

それでも5年、10年が経過してはじめて「ああ落ちたな〜」と感じるくらいの

ゆっくりした速度かもしれません。



これが寝たきりの生活(食事も排泄も寝たまま)になると、1日で0.5%も落ちます。

2日で1%も筋肉が細くなるのです。

「1%なんて、たいしたことないじゃない」と思うかもしれませんが、普通に生活していて

1年で落ちる筋肉が、たった2日で衰えるということなのです。



入院したことのある人なら経験あると思いますが、1週間ほどベッド生活が続くと、

いざ歩いてみようと思っても、体重を支えることができません。

それだけ筋肉が落ちているわけです。



年齢による筋肉の衰えには逆らえないけども、その進行を遅らせることは十分可能です。

それは普段からの運動(ウォーキングや軽く走る等)、またはスポーツジムで筋トレを

することです。